中村たかこの議会質問〈9月議会〉

本市の未来を担う子どもたちのために

 

質問 子どもの貧困が社会問題になっている。平成27年度の厚生労働省の乳幼児栄養調査では、経済的にゆとりのない世帯の子どもほど魚や野菜を摂取する頻度が少なく、インスタントラーメン等を食べる傾向が強いことがわかった。子どもの貧困について早急な対策が必要であるが本市の取り組みはどうか。

 

答弁 子どもを支えるには親に対する支援が重要であると考えるので、教育、生活、保護者への就労支援、経済的支援などの取り組みを行っている。

 

質問 本市における子どもの貧困率を問う。

 

答弁 日本の子どもの貧困率は16.3%と発表された。本市では調査していないが、就学援助を受けている割合は14.3%、保育料が無料の児童は17.6%である。

 

 

 質問 国の「地域子供の未来応援交付金10億円」に手をあげて、まずは子どもの貧困の調査をしていただきたい。子どもの成長を支えるためには親への支援が必要であると答弁があったが、視点を変えて、無料または低額で食事を提供する「子ども食堂」の取り組みを考えたらどうか。テレビでも西成区のこども食堂のことが放映されていたし、「子ども食堂」は全国で誕生している。子どもへの支援として、フードバンク(※1)の活動と連携する「子ども食堂」の取り組みを提案するがどうか。

 

答弁 「子ども食堂」は全国で300ヶ所ぐらいある。本市の状況に合った「子ども食堂」を考えていきたい。地域の方々に支えられ、育つ子どもの居場所づくり的な部分も含め検討していく。

 

※1 フードバンク…日本の食品廃棄物の中の4割(632万トン)はまだ食べられるのに捨てられている。この食品ロス削減方法の一つに、フードバンクの活用があり、公明党が年内の法律案作成を目指している。

 

 質問 パルスオキシメーター(※2)のレンタル台数を増やすべき。

 

答弁 医療的ケアが必要な児童を受け入れるために平成25年度に1台、本年新たに1台を購入した。今後も保育所において医療的ケアが必要な児童を受け入れる機会が増えてくると予想されることから、当該機器のみならず必要に応じて機器類を配備していきたい。

※2 パルスオキシメーター…採血せずに血中酸素濃度を測る医療機器。小児ぜんそくの発作の有無がわかる。

 

 質問 以前も要望したが保育料の多段階化の進捗状況はどうか。

 

答弁 本市は7階層の区分があるため階層間の差が大きいので、他市町村の保育料の分析をした。具体的な階層設定は検討中であるが、遅くとも本年末には保護者にお知らせし、平成29年4月分の保育料から実施していきたい。

 

 

相模原市の障がい者施設での事件を受けて本市の対応は。

 

質問 相模原市の障がい者施設の事件を受け、家族会や関係団体には不安を訴える声が多く寄せられている。本市の対応を問う。

 

答弁 障がい者の命や尊厳を否定するものであり、各事業所に安全管理の強化徹底の注意喚起を行った。また、利用者の家族やボランティア、地域住民との連携強化や警察などの関係機関との協力体制の構築に努めていく。

 

全ての人に優しいまちづくりを。

 

質問 買い物の行き帰りに一休みできるベンチがいたるところにある街はとてもやさしいイメージがある。民間企業や団体などに協力をいただき、広告を兼ねた一休みベンチを募ってはどうか。思いやりある街づくりを目指し一休みベンチの推進を提案する。

 

答弁 歩行者や車いすの円滑な通行に必要な道路幅は3メートル以上であり、沿道利用の支障にならない場所での設置を考えたい。

質問 大阪狭山市が展開している事例を研究し、バス停や公園などの公共施設、管理上支障のない場所を決定してはどうか。

答弁 大阪狭山市では一休みベンチのルールを決めて、一般の方から寄付を受けている。これを参考に勉強していきたい。